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ドラゴン (雑誌) : ミニ英和和英辞書
ドラゴン (雑誌)[し]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ざつ]
  1. (adj-na,n) rough 2. crude 
雑誌 : [ざっし]
 【名詞】 1. journal 2. magazine 3. periodical 
: [し]
  1. (n,n-suf) records 2. document 3. magazine 

ドラゴン (雑誌) : ウィキペディア日本語版
ドラゴン (雑誌)[し]

ドラゴン(Dragon)は、ダンジョンズ&ドラゴンズロールプレイングゲームとその関連製品のための情報源である2つの公式雑誌の1つである(もう1つはダンジョン誌)。TSR社は、同社がそれ以前に発行していた「ザ・ストラテジック・レビュー」誌を引き継ぐために、1976年から月刊誌として当初発刊した。印刷物として発行された最終号は2007年9月の359号であった。2007年8月中旬に、印刷版の最終号が発想された直後、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストハズブロー社の一部)―この出版物の現在の知的所有権保持者―は、印刷版の号数を引き継いでドラゴン誌をオンラインマガジンとして発行することに再着手した(2011年1月に395号が発行された〔''Dragon'' online issues index 〕)。
==歴史==
1975年、TSR社はザ・ストラテジック・レビュー誌の刊行を開始した。当時、ロールプレイングゲームはウォーゲームの下位ジャンルとみなされており、この雑誌はダンジョンズ&ドラゴンズとTSRの他のゲームのサポートだけではなく、ウォーゲーム全般を扱っていた。しかしながら、ダンジョンズ&ドラゴンズの高い評判と発展が、このゲーム自身をウォーゲームの支流に留めず、完全に新たな分野としたことがすぐに明らかとなった。
TSRは翌年、ザ・ストラテジック・レビュー誌をたった7号で廃刊にし、代わりに2つの雑誌―ミニチュアゲームを扱う「リトル・ウォーズ」誌、ロールプレイングゲームを扱う「ザ・ドラゴン」誌―を発刊した。リトル・ウォーズ誌は13号が出版された後に廃刊となり、内容はわずかにザ・ドラゴン誌に引き継がれた(24号から)〔これはザ・ドラゴン誌の22号と24号の論説による。〕。ザ・ドラゴンは、後にその名を「ドラゴン・マガジン」、そして最終的には単に「ドラゴン」に変更した。
ザ・ドラゴン誌は1976年6月に創刊された。TSRの共同創設者であるゲイリー・ガイギャックスは十数年後にこうコメントした:「私が、ザ・ストラテジック・レビューが適切な媒体ではないと決断した時、タクティカル・スタディーズ・ルールズ(TSR)でティム・カスクを雑誌編集者として雇い、彼が作成するはずの新雑誌をザ・ドラゴンと命名した。私は、それが最終的に世界中のゲーム愛好家達をサポートするための素晴らしい定期刊行誌となるであろうと考えた...これほどの大きな成功と長寿命を誇るものになるとは決して予想はしなかったが」。
ドラゴン誌は、後のダンジョンズ&ドラゴンズ・ゲームの公式製品に取り入れられた多くのルール、呪文、モンスター、マジックアイテム、その他のアイデアの発信源であった。主要例の1つはフォーゴトン・レルムキャンペーンセッティングであり、その創作者のエド・グリーンウッドによる、1980年代のドラゴン誌に掲載された一連の記事群を通じて初めて知られるようになった。これはその後、1987年からダンジョンズ&ドラゴンズ公式製品のための主要なキャンペーン世界の1つとなった。
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは1997年に、TSRとドラゴン誌を含むその知的財産を買収した。製作拠点はウィスコンシン州からワシントン州に移転された。1999年に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト自身がハズブロー社に買収された。
1999年に、創刊号から250号までの編集物がPDFフォーマットで収録されたCD-ROM(記事とキーワード検索の可能な専用閲覧ソフトを含む)が発売された。これにはザ・ストラテジック・レビュー誌の全7号も収録されていた。この編集物はソフトウェアのタイトルである「ドラゴン・マガジン・アーカイブ」として知られている。ドラゴン誌に長年連載されていたコミックである「ナイツ・オブ・ザ・ディナー・テーブル」の再版権に関する紛争のため、ドラゴン・マガジン・アーカイブは絶版となっており、非常に入手困難である。
2002年、パイゾ・パブリッシングはウィザーズ・オブ・ザ・コーストから、ドラゴン、ダンジョン両誌の出版権のライセンスを得た。そのためドラゴン誌はサポート記事が掲載されたり、エイジ・オブ・ウォームズ、サベージ・タイドなどのような複数号に渡る大きな冒険が促進されることにより、ダンジョン誌に近づいた。毎月1ないし2ページが掲載された「クラス・アクツ」は、特定のキャラクタークラスを掘り下げるアイデアを述べた記事であり、パイゾによって導入された。
2007年4月18日、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはドラゴン誌とダンジョン誌に関するパイゾのライセンスを更新しないことを発表した。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストにおけるダンジョンズ&ドラゴンズのシニア・ブランド・マネージャーであるスコット・ラウスは「今日、人々はこの種の情報を入手するためにインターネットを活用している。オンラインモデルに移行することにより、世界中のファンに利用して貰うことができる」〔。パイゾ・パブリッシングは2007年9月に、ドラゴン、ダンジョン両誌の最後の印刷版を出版した。
2007年8月、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはダンジョンズ&ドラゴンズ第4版に関する計画を発表した。その一部として、新たなオンライン版のダンジョン誌とドラゴン誌であり、購読者はそれに付随するキャンペーン構築、キャラクターシート管理、その他の機能を持つツール群を利用することのできるen:D&Dインサイダーの発行が発表された〔には、D&Dインサイダー...「ダンジョンマスターズ・キット」...「キャラクター・ジェネレーター」...「ダンジョン誌とドラゴン誌」を含む。...dndinsider.comは間もなく稼働するはずである...私はドラゴン誌とダンジョン誌ページの実例を確認してきた...その意図は購読者に対するサービスを提供することである、と書かれた。〕。このオンライン形態では、ドラゴン誌はダンジョンズ&ドラゴンズのプレイヤー向けの記事(これらの記事からのルールとデータをD&Dキャラクター・ビルダーや他のオンラインツール群に入力できる)を出版し続ける。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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